オフィスチェアは正直高い。安く買おうとしたら1万円程度のオフィスチェアはありますが、座り心地は正直期待できないものが多い印象です。
私自身も1万円程度のオフィスチェアを何度も購入してきましたが、半年から1年くらいで座る部分が固くなってお尻が痛くなったり、ギコギコいうようになったりとどうしても不満がありました。
やはり長く気持ちよく使うなら3~5万円くらいのものがいいのではないかと思ったので、この記事では5万円以下で買えるオフィスチェアのおすすめを5つご紹介していきます。
オフィスチェアの選び方
オフィスチェアを買うにあたり、どういう選び方をすればいいのか迷うと思います。選び方として重要なのは以下の5点です。
- オフィスチェアの種類
- オフィスチェアの素材
- オフィスチェアの価格
- オフィスチェアの機能
- オフィスチェアのキャスター
この記事では省略しますが、オフィスチェアの選び方の記事で詳しくまとめていますので、自分にぴったりのオフィスチェアを探したい方はぜひあわせて参考にしてください。
エルゴヒューマン SMART

台湾のコンフォートシーティングというメーカーから出ているエルゴヒューマン。生産国が中国という点からか安く購入できますが、オフィスチェアの実力としては高級メーカーに並ぶほどです。
今回おすすめするのはエルゴヒューマンの「SMART(スマート)」というモデル。この他にはベーシックモデルがあります。2つの違いは以下の3点です。
- ヘッドレストの有り無し
- 価格の違い
- ベーシックではアルミ、スマートでは樹脂
スマートでは樹脂を採用する事により、ベーシックと同じ様な使い勝手を残しつつ低価格で購入することができます。個人的におすすめなのがSMARTです。
これで終わりではありません、エルゴヒューマンのSMARTを購入するときは3D(ファブリック)メッシュとエラストメリックメッシュのどちらかを選ぶ必要があります。この違いについて説明します。
3D(ファブリック)メッシュとエラストメリックメッシュの違い
3D(ファブリック)メッシュは伸縮性があるエラストマー繊維を使用し、表面に起毛があり柔らかくコットン素材を使用した触り心地が良い素材です。
座ったときに柔らかくサラサラした触り心地が好きな方に向いています。
エラストメリックメッシュは吸い付くような触り心地で、耐久性や通気性に優れたしっかりとした素材です。
座ったときにフィットする感覚が好きな方に向いています。
AKRacing WOLF

AKRacing WOLFはAKRacingのエントリーモデルで、張地にファブリックとレザーの生地を使っていて、双方の良い所を取ったようなスタイリッシュな見た目で更には高級感まであります。
カラーバリエーションは「赤色・紫色・白色・灰色」の4色と少なめですが、どれもスタイリッシュな見た目でかっこいい印象です。
キャスターにはフローリングなどの床を傷付けづらく、静音性に優れたポリウレタン製が採用されているので安心して使用することができます。
機能としてはフルフラットリクライニングなどのAKRacingチェアの基本機能を備えています。
AKRacing OVERTURE

AKRacing OVERTUREはWOLF→NITRO V2→OVERTUREという順番で3番目に高いモデル。WOLFやNITRO V2よりも背もたれが高くなってゆったり座れるのが特徴です。
WOLFのシリーズよりは少し高い価格ですが本格的で王道とも言えるゲーミングチェアで、OVERTUREには「序曲」という意味があり『静寂の中から生まれる新しい音』をコンセプトに作られたモデルです。
張地には長く使ってもすぐには劣化しづらい高品質PUレザーが使用されていて、疲れにくく設計された耐久性と強度に優れたメタルフレームや高反発モールドウレタンフォームに、反発性とクッション性の絶妙なバランスのおかげで長時間座って作業をする場合にとても適しています。
高反発モールドウレタンフォームは、一般的なゲーミングチェアの約1.2倍の密度を持っています。
カラーバリエーションは「黒色・白色・赤色・青色・紫色・ピンク色」の6色で豊富に揃えられています。
どれも黒をメインとしてそれぞれのカラーが差し色として彩られ、シンプルなのにインパクトのある本格ゲーミングチェアです。
オカムラ ビラージュ

高級オフィスチェアと言えばオカムラともいえるブランドのビラージュというモデル。私はオカムラのコンテッサというモデルを使っていますが、本当に座りやすくて愛用品になっています。
背もたれ部分のメッシュは、フレックス面とサポート面で異なる丸形状を使用し、ゆったりと柔らかい背中部分と硬めでしっかりとしたランバー部分でしっかりと支えられる、フレキシブルメッシュ構造を採用しています。
大柄な人や小柄の人それぞれに合わせる事ができるオートフィットシンクロリクライニング機能を備えているので、体格や体重に合わせて自動でリクライニングの反発力を調整してくれます。
またオプションでヘッドレストや可動肘固定肘、ハンガーなどをつけることも可能です。そして背パッドのカラーバリエーションも「黒色・オレンジ色・青色・緑色」の4色があり、自分の好きな色を選ぶことができます。
キャスターにはナイロンが使用されていて耐久性には優れていますが、弾性が無いのでゴロゴロと言った振動音が発生してしまいます。直接床に置くのではなくマット等を敷いてから設置するのが良いでしょう。
イトーキ サリダ YL8

オフィス向けの家具を扱うITOKI(イトーキ)というブランドのサリダ YL8をご紹介。
高さ調節や上下の首振りなどに対応した高機能なヘッドレストや、体重に合わせて自動で調整してくれるロッキング機能、ロッキングの角度を固定することができる機能など、様々な機能がついた高機能オフィスチェアです。
肘置きは9段階で高さを調整できます、柔らかいポリウレタンが使用されているので肘への負荷も軽減されます。
座面の奥行調整機能は、自分の身体に合った調度良い座り心地を自分で設定することができます。さらに腰への負担を軽減するためのランバーサポートもついているので、長時間座って作業する人にも向いています。
キャスターは床に弱いナイロンなので、オカムラのビラージュ同様に床に直接置くのではなくマット等を敷いてから設置するのが理想です。
カラーバリエーションは「灰色・ネイビー色・黒色」の3色で、シンプルでシックな印象です。
5万円以下のオフィスチェアまとめ
ここまで、5つのオフィスチェアをご紹介しました。どのオフィスチェアがどんな人におすすめかをまとめます。
- 蒸れないメッシュ生地が理想ならエルゴヒューマンのスマート
- 小柄な人でゲーミングチェアが欲しいならAKRacing WOLF
- 本格的でゆったり座れるゲーミング欲しい人ならAKRacing OVERTURE
- ちゃんとしたオフィスチェアが欲しいけど、なるべく安く抑えたいならオカムラのビラージュ
- 自分が座りやすいように細かく調整したいならイトーキのサリダ YL8
以上5万円以下のオフィスチェアおすすめ5選でした。オフィスチェアの選び方を再度学びたい方は以下の記事もあわせて参考にしてください。