在宅ワーカーやゲーマーが増える昨今、パソコンデスクやオフィスチェアを購入する人が一段と多くなっています。
「デスクなんてどれも同じただの板」と考える方もいるかもしれませんが、商品によって使い勝手は大きく変わってきます。
そこでこの記事ではあなたにピッタリ合うパソコンデスクの選び方をわかりやすく紹介していきます。パソコンデスク選びの参考にしてください。
パソコンデスクのサイズ

パソコンデスクを購入するとき、サイズ選びが一番重要になってくるので必ず確認しておきましょう。置きたい場所の「横幅・奥行き・高さ」を事前に測り、なるべくぴったり合うデスクを選びます。
サイズの表記はcmやmmで表記されていることもありますが、横幅=W、奥行き=D、高さ=Hと表記されていることもあるので間違えのないように念入りに確認してください。
一般的なパソコンデスクのサイズの選び方ですが、ノートパソコンとデスクトップパソコンで異なってきます。
ノートPCの場合
- 横幅80cm~
- 奥行き45cm~
デスクトップPCの場合
- 横幅100cm~
- 奥行き60cm~
横幅100cmは、24インチのモニターを横並びで2枚置くことができる広さです。
横幅80cmからでもモニター1枚なら設置できる広さがあるので、コンパクトに抑えたい人には横幅80cmの広さでもいいでしょう。
奥行きはノートパソコン、デスクトップパソコン関係なく自分の用途にあわせて少し大きめのサイズを選びましょう。「使うのはノートパソコンだからノートパソコンが置ける奥行きがあるデスクを買った」となれば少し窮屈に感じてしまうでしょう。
パソコンを使いながらノートを取ったり少し軽食をつまんだりすることをふまえると、しっかりと念入りにサイズ選びをしたほうが後悔につながりません。
あとは「ノートやペンタブ置きたい」などパソコン前に幅が必要になるものを使うのであれば、それを使うときのことを想定してからサイズを選びましょう。私はデスク上で食事をしたり書類整理をしたりするので奥行き80㎝のものを使っています。
- ノートパソコンやデスクトップパソコンのモニターを置くスペース
- デスクトップパソコンならキーボードを置くスペース
- ペンタブなどを使うのであれば、それを置くスペース
- メモ帳やペンなどの小物が置けるスペース
以上を配慮して選べば安心です。
パソコンデスクの高さ

横幅と奥行きは上記の通りで、最後に高さ選びです。基本的には70~74cmの間が日本人の使いやすい高さになっています。それぞれの高さの特徴を確認していきましょう。
- 70cm~:一般的でJIS規格で定められているサイズ。
- 72cm~:日本オフィス家具協会という組織がおすすめしているサイズ。
- 74cm~:海外で作られたパソコンデスクに多く、日本人からすると少し高めと感じる人もいるサイズ。
高さ調節ができるオフィスチェアを使用するなら特に気にする点ではないですが、すでにチェアがある場合はメジャーなどで測り感覚を掴んでおくといいですね。
パソコンデスクのデザイン

パソコンデスクには様々な形のデスクがあります。
- スタンダートタイプ
- L字型タイプ
- ワイドタイプ
- ロースタイルタイプ
- ツインタイプ
と大まかになりますがこの5つのデザインがあります。
他には、パソコンデスクの脚にも種類があります。
- T字型脚
- 4本脚
- L字型脚
- パネル脚
- ループ脚
- 流線型
の6種類から選ぶことができます。
この中から設置する場所にあったデザインや、自分好みのパソコンデスクを選びましょう。
スタンダートタイプ
あまりパソコンをメインで使うことがなく、パソコンデスクを置くことによってお部屋が狭くなるのが嫌な方にオススメのパソコンデスクです。
横幅が90cm以下のパソコンデスクなので、デスクトップパソコンではなくノートパソコンを使っている人にオススメです。
オシャレなデザインのパソコンデスクが多いため、お部屋のイメージを崩さずに置くことができます。
中には天板を開くと収納ができるようなタイプの収納に長けたものがあります。
L字型タイプ
設置するためには、広めのスペースの確保が必要です。
パソコンデスクがL字になっているので、お部屋の角スペースを無駄にすることなく設置できるのがL字型タイプのパソコンデスクの魅力です。
デスクの面積が広いので複数のモニターや、プリンターなどを使用している人にオススメのパソコンデスクです。
デスクの脚の部分が棚になっているデザインのオシャレなパソコンデスクもあります。
ワイドタイプ
横幅100cm以上で、広いデスクなのでプリンターを置くことができたりキャビネットなどが備わってるタイプも多くあります。
設置するために少し広めのスペースが必要ですが、多くの収納方法を備えたデスクが多いので収納スペースがなくなるという心配はいりません。
横幅110cmくらいからデスクトップパソコンのモニターを2枚設置できます。
モニターを2枚設置してもまだ余裕があるのでノビノビとパソコン作業をこなすことができます。
ロースタイルタイプ
他のパソコンデスクとは少し違い、椅子に座ってパソコン作業するのではなく床に座ってパソコン作業ができる、低めのパソコンデスクです。
和室、洋室の両方に合わせやすく、スペースをあまり広くとらないので省スペースで設置できます。
ドレッサーとして使えるものや、上に収納ができるようになっている作りのパソコンデスクもあります。
ツインタイプ
二つのデスクがつながったようなデザインのデスクで、姉妹や兄弟のいる家庭や夫婦で同時にパソコン作業をするときなどに活躍するパソコンデスクです。
シンプルなデザインで無駄のないオシャレなパソコンデスクが多くあります。
二人で使うスペースを一気に作れるメリットがあります。
パソコンデスクの機能
デスクトップパソコンのキーボードを収納できるスライド天板がついた機能や、デスクの脚が収納のできる棚になっていたり、天板が開閉式になっていてドレッサーのような使い方ができるデスクがあります。
他にはデスクの高さを自分の好きな高さに変えることができる昇降式の機能がついていたり、見た目は普通の棚ですが手前にスライドしたらパソコンデスクになるような機能のパソコンデスクもあります。
どうしても散らばっちゃうモニター、キーボードその他諸々の各コードをきれいに纏められる機能などがついたデスクもあります。
パソコンデスクの素材

強化ガラスを使用したパソコンデスク
一番人気が高く、部屋のイメージをすっきりと見せたい人にオススメの素材です。
ガラスの色も選べることから自分の部屋に合ったおしゃれなデスクを選ぶことができます。
ガラスなので何かものを落としたりすると割れたりヒビが入ってしまったりといった不安点もあるかと思いますが、基本的にこのガラス天板には強化ガラスを使用しているため、普通のガラスより強度は高くなっています。
天板部分が強化ガラスで枠組みが木製のパソコンデスク
ガラスと木を合わせることによって、すっきりと見せつつ木の温かみも備えたパソコンデスクです。
例えば透明のガラスと白のカラーを入れた木製の枠組みを組み合わせると、透明感のある印象でお部屋が一気に明るくなり上品な印象に変わります。
モダンな雰囲気のお部屋が好きな人にオススメのパソコンデスクです。
天然木を使用したパソコンデスク
洋室や和室の両方に合う高級感を持ったパソコンデスクです。
様々なインテリアに違和感なく溶け込めるのが大きな特徴で、高級感のある一室にしたい人や、和室などに違和感なく置きたい人などにオススメのパソコンデスクです。
パソコンデスクのカラー

黒や白、木色から赤や黄色といった幅広い色のデスクがありますので、素材やデザインに加えて自分が好きな色、または設置する部屋に合った色を選び設置することができます。
パソコンデスクの価格

スタンダートタイプのパソコンデスクであれば、安くて5000円から購入することができますが、高いものでは5万円を超えてくるパソコンデスクもあります。
L字型のパソコンデスクは、安いもので8000円からで高いものは10万円を超えてくるものがあります。
デスクに使われている素材や大きさによって価格は大きく変わってきます。
パソコンデスクの選び方まとめ
今回はパソコンデスクの選び方をご紹介しました。サイズや素材によって使用感が全く変わってくることを知っていただけたと思います。
この選び方をもとにあなたに合ったパソコンデスクを選んでみてください。